人を繋ぐ出会い
この男と最後にやり取りをしたのはいつだっただろう?
メキシコに来て2年半。
この期間にやり取りをした記憶は全くない。いや。していたかもしれないけれど、今回のように過激な話はしていないはずだ。
一昨日の夜Lがグアダラハラへアメリカビザの更新手続きに出かけてから、時間を持て余していた。
独身になったような気分で、職場の友人とバーに呑みに行き、女の話になってちょっと面倒臭くなって来た時に、Whatup?(日本で言うLine)を通して、メッセが届いた。
登録していない相手だったけど、どうやら文面からはゲイのようで、気になってしまって、直ぐに家に帰る事になった。
折角俺を誘ってくれたのに、A君よ大変申し訳ない。
「元気かい? 今○○(←俺がいる都市の名前)に来ているんだ。昔のように君に犯されたい。会いたいよ。」
俺のいる都市の名前と電話番号を知っている男。
最初はLの悪戯かとも思ったのだけど、文面から、過去数度だけ体を重ねた事があるフランス系スペイン人の顔が過った。
「悪いけど、相手を間違えているのではないかな?」
Lもいないし、遊びで時間を潰すのも悪くないな。と意地悪な俺が頭で色々文章を組み立て始めていた。
「今どこにいるんだい?君はメキシコ人の彼と住んでいるんだったね。」
俺の名前は出て来ないけど、相手は俺を知っている。Lが俺の彼氏で、Lと住んでいる事を知っていて、尚且つスペイン語が出来る男。Gで決まりだ。
確か名前はGuillaume(ギラーム)だと言っていた。どこかのSNSで俺を引っかけた外人。
会った時はケツを思う存分使って良いよ。って言って、目隠ししながらホテルの一室で俺を待っていた。
フランス人の血とスペイン人の血が混ざっていて、結構立派なペニスを持ちつつ、俺に跨って凄い腰使いで俺を昇天に導いた男だ。
「君は、ここで何をしているんだい?確か日本の高校で英語の教師をしていたんじゃなかった?」
「お。思い出してくれたんだね。嬉しいよ。今、アメリカの友達がこっちに新しい工場を建てる話が出ていて、彼は英語しか喋れないから僕が呼ばれたんだ。」
友達の輪って奴か。俺よりも上のレベルを行くGを羨ましく思いながらも、そこで何故俺の電話番号を知っているのかが不思議でならなかった。
「ねえ、何で俺の番号を知ってるの?教えた事あったかな?」
「ビックリした?実はそのアメリカ人の友達が君の事を知ってる人なんだよ。Jって人知らない?」
Jと言われても、仕事柄アメリカ人には良く会うし、当たり障りのない名前で・・・分からない。
「前にメキシコシティーに君の企業プレゼンをした時に、君を夕食に招待したらしいけど、2人では無理だと断ったでしょ?彼イケメンなのに、相手にされなかったって沈んでたんだよ。しかも、僕の事をあんなに激しく掘って気持ち良くしてくれた話もしちゃってさ、今度こっちで君に会いたいってさ。」
「多分誰の事を言ってるか分かった。でもその人すごーくしつこくて、あからさまに俺を喰おうとしてたし、いくら容姿が良くても、俺はもう彼氏いるし、昔みたいに遊ばないよ。」
シティーに出張に行った時の米系企業の車関係のお偉いさんだ。若いのにもう重役で相当切れる人なんだな~とは思いつつ、プレゼン終了後に直ぐ俺に手を出そうとしてきた変態。
トイレで俺のを覗いて、小便器でオナニー始めたおかしい野郎。
「顧客特権振りかざして来たら絶対会わないよ。その人にさ、Gは掘るけどあんたは掘らないって伝えといて!笑」
「ええええええ僕の事は相手してくれるの?嬉しいな。僕後一週間位しかいないから、その間に会って掘ってくれる?」
ノリが良すぎる。
「考えておくよ。君が俺を逝かせる時に使うあの腰使い、久しぶりに味わいたいよ。」
なんて言葉を送って、メッセを切った。
きっと会わないと思うけど、Gの友人のアメリカ人とはその内会いそうだな。
世間は本当に狭い。
メキシコに来て2年半。
この期間にやり取りをした記憶は全くない。いや。していたかもしれないけれど、今回のように過激な話はしていないはずだ。
一昨日の夜Lがグアダラハラへアメリカビザの更新手続きに出かけてから、時間を持て余していた。
独身になったような気分で、職場の友人とバーに呑みに行き、女の話になってちょっと面倒臭くなって来た時に、Whatup?(日本で言うLine)を通して、メッセが届いた。
登録していない相手だったけど、どうやら文面からはゲイのようで、気になってしまって、直ぐに家に帰る事になった。
折角俺を誘ってくれたのに、A君よ大変申し訳ない。
「元気かい? 今○○(←俺がいる都市の名前)に来ているんだ。昔のように君に犯されたい。会いたいよ。」
俺のいる都市の名前と電話番号を知っている男。
最初はLの悪戯かとも思ったのだけど、文面から、過去数度だけ体を重ねた事があるフランス系スペイン人の顔が過った。
「悪いけど、相手を間違えているのではないかな?」
Lもいないし、遊びで時間を潰すのも悪くないな。と意地悪な俺が頭で色々文章を組み立て始めていた。
「今どこにいるんだい?君はメキシコ人の彼と住んでいるんだったね。」
俺の名前は出て来ないけど、相手は俺を知っている。Lが俺の彼氏で、Lと住んでいる事を知っていて、尚且つスペイン語が出来る男。Gで決まりだ。
確か名前はGuillaume(ギラーム)だと言っていた。どこかのSNSで俺を引っかけた外人。
会った時はケツを思う存分使って良いよ。って言って、目隠ししながらホテルの一室で俺を待っていた。
フランス人の血とスペイン人の血が混ざっていて、結構立派なペニスを持ちつつ、俺に跨って凄い腰使いで俺を昇天に導いた男だ。
「君は、ここで何をしているんだい?確か日本の高校で英語の教師をしていたんじゃなかった?」
「お。思い出してくれたんだね。嬉しいよ。今、アメリカの友達がこっちに新しい工場を建てる話が出ていて、彼は英語しか喋れないから僕が呼ばれたんだ。」
友達の輪って奴か。俺よりも上のレベルを行くGを羨ましく思いながらも、そこで何故俺の電話番号を知っているのかが不思議でならなかった。
「ねえ、何で俺の番号を知ってるの?教えた事あったかな?」
「ビックリした?実はそのアメリカ人の友達が君の事を知ってる人なんだよ。Jって人知らない?」
Jと言われても、仕事柄アメリカ人には良く会うし、当たり障りのない名前で・・・分からない。
「前にメキシコシティーに君の企業プレゼンをした時に、君を夕食に招待したらしいけど、2人では無理だと断ったでしょ?彼イケメンなのに、相手にされなかったって沈んでたんだよ。しかも、僕の事をあんなに激しく掘って気持ち良くしてくれた話もしちゃってさ、今度こっちで君に会いたいってさ。」
「多分誰の事を言ってるか分かった。でもその人すごーくしつこくて、あからさまに俺を喰おうとしてたし、いくら容姿が良くても、俺はもう彼氏いるし、昔みたいに遊ばないよ。」
シティーに出張に行った時の米系企業の車関係のお偉いさんだ。若いのにもう重役で相当切れる人なんだな~とは思いつつ、プレゼン終了後に直ぐ俺に手を出そうとしてきた変態。
トイレで俺のを覗いて、小便器でオナニー始めたおかしい野郎。
「顧客特権振りかざして来たら絶対会わないよ。その人にさ、Gは掘るけどあんたは掘らないって伝えといて!笑」
「ええええええ僕の事は相手してくれるの?嬉しいな。僕後一週間位しかいないから、その間に会って掘ってくれる?」
ノリが良すぎる。
「考えておくよ。君が俺を逝かせる時に使うあの腰使い、久しぶりに味わいたいよ。」
なんて言葉を送って、メッセを切った。
きっと会わないと思うけど、Gの友人のアメリカ人とはその内会いそうだな。
世間は本当に狭い。